2013年6月22日土曜日

Ricciola alla Barese カンパチのバーリ風

LA CUCINA ITALIANA 関連の記事が続きます。
2008年7月の同誌イタリア語版でプーリア料理として紹介されていたカンパチのバーリ風。
尾付きの後ろ半身を豪快に大皿に盛り付けるという、日本人の発想ではこうはできないといった感じの見た目のインパクト抜群の料理です。

カンパチといえば夏のブルーランナーの代表選手。
今頃から夏にかけてが旬と昔から決まってますが、天然物ならまだしも養殖ものが多く出回っている昨今では少し様子が違うようです。
とはいえ、やっぱり夏はイサキにスズキ、カツオにマゴチ、そしてカンパチなんですよねぇ。

ちなみに前半身はというと、もちろんお刺身にていただきました。
安くて良い魚が手に入ったときは、半分は刺身で半分はイタリア料理にするというのがいつものパターンです。

Method

半身のカンパチは尾付き部分を切り出して1/4身とし、包丁で深めに数ヶ所切れ目を入れておきます。
大きいフライパンでにんにくとオリーブオイルを加熱をして香りを出し、イタリアンパセリのみじん切りと湯剥きしたトマトの角切りを加えて馴染ませます。
カンパチとレードル3杯程度の水、塩を加え、蓋をして10分ほど煮ます。
オリーブを加え蓋をして更に15分程度煮て、大皿に盛り付けイタリアンパセリを散らしたら出来上がり。

Ingredients (5 servings)

カンパチ1/4身1/4 greater amberjack
各種オリーブ
 ブラックオリーブ
 グリーンオリーブ
 ガエータオリーブ
1カップ1 cup olives
 ripe olives
 green olives
 gaeta olives
トマト600g1.3 lb tomatoes, peeled and diced
にんにく3片3 cloves garlic
オリーブオイル適量olive oil
適量salt
イタリアンパセリ20枝20 stalks flat leaf parsley, chopped

※分量は一応の目安なので味見しながら作ってください

- Relative Posts - 南イタリアの魚介料理 関連リンク

Fritto Misto alla Veneziana
ヴェネツィア風 魚介のフリットミスト
Alici Marinate
カタクチイワシのマリネ シチリア風
Crudo di Capesante al Limone
帆立のクルード地中海風
Polpi in Umido
旬のイイダコのトマト煮込み


2 件のコメント:

  1. あべべさん
    カンパチのバーリ風
    美味しそうです
    オリーブの実を上手にお使いですね
    素晴らしいレシピ
    有り難うございます

    返信削除
    返信
    1. りゅうじさん、いつもありがとうございます。
      料理雑誌のリチェッタそのままで、プーリア料理とのことですが郷土料理というより地元のリストランテの創作料理なのでしょう。
      それでも食べて美味しく、ボリュームもあって豪華な料理でした。

      削除