2019年3月23日土曜日

Pesciolini Fritti con Erbe Selvatiche 黍魚子と山菜のフリット

銀白色の帯状の模様が美しい旬のキビナゴにふっくらと衣をまとわせ、山菜とともに香ばしく揚げた黍魚子と山菜のフリット。
のどかな海辺の田舎町できらきら光る春の海をのんびり眺めていたい、そんな想いに駆られる春の海の幸と山の幸のあい盛りです。

2019年3月16日土曜日

Ventosa di Piovra Cruda 水蛸の吸盤のクルード

むっちりと太いミズダコの脚から外した大きな吸盤をさっと湯引きして身がぷりっと締まったところをいただく吸盤の湯引きのクルード。
吸盤の湯引きとくればポン酢に紅葉おろしなんですがオリーブオイルと頗る相性がいいのもタコ、こりっとした食感と微かな甘みと春の陽気で冷えたワインが止まらなくなる一皿です。

2019年3月9日土曜日

Insalata di Sedano e Arance 甘夏とセロリのサラダ仕立て

控えめな甘さとほろ苦さが郷愁を誘う懐かしい味の甘夏に生のセロリを合わせた、ちょっとシチリアの冬の定番サラダを思わせる一品。
柑橘類なので結実するのは冬ですが甘くなるまで寝かせて春から初夏にかけて出まわるから甘夏(夏みかん)、時代が流れても絶やすことなく残していきたい古き良き日本の味です。

2019年3月3日日曜日

Fasolari al Vino Bianco 蛤の白ワイン蒸し

ぷくぷくに太った旬の蛤をオリーブオイルと白ワインで蒸し煮にして、身はもちろんスープも残らずパンで拭って味わう春の一皿。
麗かな陽気とともに今年もやってきた二枚貝の季節、やっぱり貝料理はあれこれ手をかけずに素材そのものをシンプルに味わうに限ります。

2019年2月23日土曜日

Insalata di Riso alla Pescatora お米の漁師風サラダ

アルデンテに炊いたお米を甘酢とオリーブオイルでマリネし、賽の目に切った刺身と和えてセルクルで型どった漁師風お米のサラダ仕立て。
刺身水準の鮮度の魚がどこでも普通に買える日本で作るペスカトーラはもはやちらし寿司そのものといった雰囲気、きらきらと宝石箱のように輝いて春のお祝い膳に添えてもしっくりくる一品です。

2019年2月16日土曜日

Sformato del Contadino 新じゃがとほうれん草の田舎風スフォルマート

冬の名残りのほうれん草とみずみずしい新もののじゃがいもをチーズと卵とベシャメルソースで焼き固めた、素朴で田舎っぽい雰囲気の卵料理スフォルマート。
冷めても美味しいのでお弁当に詰めて花見やピクニックに出かけるのもおすすめ、アウトドアで春風に吹かれて飲むワインはまた格別です。

2019年2月9日土曜日

Pasta alla Crema di Prezzemolo con Prosciutto Crudo 生ハムとパセリの春待ちパスタ クリームソース

刻んだパセリをたっぷりとクリームソースに混ぜ込み、生ハムの塩気とともに生パスタに絡めていただく冬の終わりのスペシャリテ。
立春も過ぎ暦の上ではもう春、真っ白な冬景色にちらほら萌えはじめた新芽のような若草色の色彩が春を待つ心に寄り添ってきます。

2019年2月2日土曜日

Ostriche Gratinate Livornese リヴォルノ風 牡蠣のグラティナータ

ぷりぷりの旬の冬牡蠣の身を殻から一旦外して大蒜やオリーブオイルでマリネし、殻に戻して香草パン粉をあしらいオーブンで香ばしく焼いた牡蠣のグラティナータ。
表面にかりっと焦げ目がつきとびきりいい匂いが漂ってくれば食べ頃、ワインが止まらなくなること間違いなしの冬の幸せおつまみです。