2014年3月8日土曜日
Cannelloni alla Napoletana 生ハムとほうれん草のカネロニ ナポリ風
オリーブオイルにトマト、チーズの焼ける匂いが家中に漂うので、焼けるのを待っている間も食欲を抑えきれなくなること必至です。笑
カネロニを作るには、パスタを手打ちする方法と、市販のラザニアに具材を乗せてくるっと巻く方法、市販の管状になった乾燥パスタのカネロニを使う方法があります。
今日のレシピはいちばん簡単な乾燥カネロニを使う手順。
下茹ですると具材が詰めにくくなるので乾燥状態のまま具を詰めます、具材とソースの水分を吸って焼いている間に柔らかくなるので大丈夫です。
カネロニの中に詰める具材はリコッタとほうれん草や挽肉のラグーが定番。
ソースもトマトのほかベシャメッラ(ホワイトソース)をかけたりといろいろなバリエーションがあります。
今日は生ハムとほうれん草とリコッタチーズで作った具を詰めて、たっぷりのトマトソースとモッツァレッラを乗せて焼いたナポリ風。
やや手間暇かかるので日曜日のご馳走メニューとして、またパーティー料理としても定番です。
ところで、リコッタはイタリアでは手軽で安価なため家庭料理でもよく使われますが、日本では手に入りにくくとても高価です。
量もたくさん使いますし、わざわざ高いリコッタを買い求めるのは本末転倒ですので、リコッタ風のフレッシュチーズを手作りしてしまいます。
なんちゃってリコッタのレシピはこちらの記事「Ricotta Fatta in Casa 手作りリコッタチーズで4種の風味のアンティパスト」を参照してください。
それも面倒なら、市販のカッテージチーズを使ってもリコッタのような風味が再現できますよ。
Ingredienti (per 4 persone)
カネロニ(乾燥パスタ) | 200g | (16本) | |
モッツァレッラ | 100g | ||
オリーブオイル | 適量 | ||
- per il Ripieno - | |||
ほうれん草 | 2束 | ||
生ハム | 300g | ||
卵 | 2個 | ||
リコッタ | 500g | ||
パルミジャーノ | 1/2カップ | ||
ナツメグ | 適量 | ||
塩胡椒 | 適量 | ||
- per il Sugo - | |||
トマト缶 | 2缶 | ||
玉ねぎ | 大1個 | ||
にんにく | 2個 | ||
バジリコ | 2枝 | ||
ローリエ | 2枚 | ||
オリーブオイル | 適量 | ||
塩胡椒 | 適量 |
※分量は一応の目安なので味見しながら作ってください
Preparazione
パルミジャーノは削っておき、ほうれん草はさっと茹でてから、生ハムとともに1cm幅程度にざくざく切っておきます。ボウルにほうれん草、生ハム、卵、リコッタ、パルミジャーノ、ナツメグ、塩胡椒を入れ、手で混ぜ合わせます。
玉ねぎとにんにくはみじん切りにします。
フライパンにオリーブオイルとにんにくを入れて弱火で加熱し、にんにくの香りが立ったら玉ねぎを加えて中火で炒めます。
玉ねぎが透明になったらトマト缶とローリエを加え、トマトを木べらで潰すように5分ほど煮込み、バジリコの葉を手でちぎって加えてからもう5分ほど煮込んで塩胡椒で味を整えたら火を止めます。
キャセロールにオリーブオイルをやや多めに塗ります。
カネロニにボウルの具材をゆるめに詰めて、やや隙間を空けながらキャセロールに置いていきます。
トマトソースをキャセロールのカネロニにまんべんなくかけます。
乾燥カネロニを使う場合、このまま少し置いて水分を馴染ませます。
オーブンを180℃で余熱し、キャセロールをトレイに乗せて20分焼きます。
20分経ったら一旦キャセロールを取り出し、モッツァレッラをちぎって適当に乗せ、200℃でもう10分ほど焼きます。
モッツァレッラが溶けて、いい感じに焦げ目がついたらオーブンから取り出して、エキストラヴァージンをまわしかければ出来上がり。
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あべべさん
返信削除生ハムとほうれん草のカネロニ ナポリ風
おいしそう
素晴らしい料理
素敵です
丁寧なレシピ
有難うございます
りゅうじさん、いつもありがとうございます。
削除最近は簡単料理派ばかりでしたが、珍しく手間暇かかる料理をやっつけてみました。笑