2015年2月7日土曜日

Insalata di Arance オレンジのサラダ シチリア風

果汁たっぷりの完熟オレンジと赤玉ねぎのコンビネーションが定番の、フルーツだけど塩胡椒とオリーブオイルでいただくサラダ。
ご当地シチリアではちょうどオレンジが出回る時期=冬のサラダとしてこの時期の食卓に欠かせない一品です。

日本では冬にお馴染みの柑橘類といえば"みかん"ですよね。
オレンジは季節感がないというか、わりと一年中出回ってるイメージがありますが、これは品種によって果実の出荷時期が違うから。
夏場に出回るのがバレンシアオレンジ、今の時期に店頭に並ぶのは主にネーブルオレンジで、バレンシアオレンジより酸味が少なくて味が濃いのが特徴です。
ちなみに、オレンジは日本でも和歌山など一部で生産されていますが、国産ものの流通量は国内消費量のうちのほんのごく僅か。
流通するオレンジのほとんどがアメリカ西海岸からの輸入品です。

一方、イタリアではオレンジと聞いて真っ先に思い浮かぶのが、柑橘類の一大産地シチリア。
日本にはほとんど入ってきていませんが、果肉も果汁もトマトのように真っ赤なタロッコ種=ブラッドオレンジが有名ですよねぇ。
産地であること以外にも、オレンジと聞いてシチリアを連想する理由がもうひとつあって、シチリア名物のライスコロッケ "アランチーノ" の語源がアランチァ=オレンジなんです。
もちろんアランチーニにオレンジが入ってるというわけではなく、その丸っこい形と油で揚げた色がオレンジに似ているからです。

さて、オレンジと赤玉ねぎの鉄板コンビの他ではオリーブ、ケイパー、フィノッキオ(フェンネルの株元)、セロリなどがよく使われます。
オレンジの甘みと酸味、赤玉ねぎの辛味がベースなので、ちょっと苦みとクセのある味の食材をワンポイントに加えると全体の味のバランスが良くなるんでしょうかねぇ。
ちなみに今日は黒オリーブ入り、彩りにもめりはりがつきます。

イタリアでは、サラダにドレッシングが添えられることはあまりなく、テーブルにあるオイルやヴィネガーで自分で味付けします。
オレンジのサラダには塩胡椒とオリーブオイルを使います。


Ingredienti (per 4 persone)

オレンジ3個
赤玉ねぎ2個
黒オリーブ1/2カップ
オリーブオイル適量
岩塩適量
黒胡椒適量


Preparazione

オレンジは皮を剥いて小房に分け、薄皮と白い筋(専門用語でアルベドというそうです)を取り除きます。
これはどちらかというと日本式、あちらでは輪切りにして円周に沿ってナイフを入れて白い筋を切り取る方法が多く、作業自体はその方が断然楽です。

赤玉ねぎはスライスして薄い酢水にさらしておきます。
黒オリーブは今日はホールで使っていますが、使える量が少ないときは輪切りにするとボリューム感が増します。

サラダなのでとくに調理することもないのですが、ボウルにオレンジ、水気をきった赤玉ねぎ、黒オリーブを入れて、さっくり混ぜ合わせたら冷蔵庫で少し冷やして皿に盛るだけです。
あとは各自で岩塩、黒胡椒、オリーブオイルで調味すれば出来上がり。

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