2015年9月13日日曜日

Piadina Romagnola ハムとチーズのピアディーナ

ちょっとトルティーヤにも似た薄焼きのパン生地で具材をサンドした、北イタリアはロマーニャ地方伝統のピアディーナ。
今日の中身はルッコラに生ハムにモッツァレッラ、軽く焼いてチーズがとろけたところをいただきます。

これと似た食ものがコンビニの定番商品でありますよね。
そう、ハムとチーズのブリトーです、セブンイレブンの店頭にブリトーが登場してから既に30年が経ったそうです。
当時はへんてこな商品名だなぁと思ったもんですが、造語かと思いきやブリトーは実在するメキシコの料理の名前だったんですね。
トルティーヤをふたつ折りにして具を乗せたものがタコスで、くるっと包んでラップしたものをブリトーと呼ぶそうです。
筒状に巻いてあれば片手で持ってスナック感覚で食べられる、ブリトーを商品化した狙いはそのあたりにあったのかも。
まぁ実際には温めるとくにゃっとなって片手では食べにくかったけど、小腹がすいたときのおやつにちょうどよかったためたちまちヒット商品になりましたよね。
しかも他のコンビニも追随して今日まで実に30年超のロングセラーで、今ではすっかりコンビニ商品の定番カテゴリになっています。

ところでブリトーで発売当初から一番人気の売れ筋がハムとチーズ。
でもこれ、実は本場のブリトーにはない食べ方なんです。
メキシコでは、タコスにしてもブリトーにしても具材の定番はトマトやレタスなどの生野菜やアボガドで作るワカモレ、チリビーンズのようなミートソースっぽいものや煮豆料理、ころころ焼いた肉などで、これに酸っぱ辛いサルサやシュレッドチーズを乗せたりします。
つまり、ハムとチーズはメキシコのブリトーではなく別の国の食べ物=イタリアのピアディーナを参考に商品化されたのではないかというのが巷では定説になっています。(アベベーノ調べ)

ピアディーナとは、小麦粉にラードやオリーブオイルを練り込んだ生地を発酵させずにテスタやフライパンで焼いて作るロマーニャ地方伝統の薄焼きのパン、またはそれで具材をはさんだサンドイッチのこと。
好みの具材を乗せて二つ折りにして食べるのがロマーニャスタイルで、人気の定番具材は生ハムとモッツァレッラにルッコラです。
そのままサラダっぽく食べても美味しいけど、トースターで少し焼くとモッツァレッラがいい感じにとろけるしオリーブオイルの焼ける匂いも香ばしくて、めちゃめちゃ食欲をそそります。
はさむ具材はほかにも、ソーセージやサラミ、ミートソース、トマトやレタス、ツナ、オニオンスライスなんかが美味しそう。
発酵させなくていいので手軽にたくさん焼いて、いろんな種類の具材を並べてホームパーティーなんてのもお勧めです。

ワインのつまみという感じではないですが、同じエミリアロマーニャ州のフリッツァンテ(発泡ワイン)とよく合うというお店の記事を見つけたので、商品リンクですが、貼っておきます。
ワインのお共に食べたいという方は参考にしてみてください。

Ingredienti (per 4 persone)

per l'Impasto(生地)
薄力粉300g
強力粉100g
オリーブオイル大さじ4
ぬるま湯1/2カップ
大さじ1
per la Farcitura(中身の具材)
モッツァレッラ200g
生ハム50g
ルッコラ1/2束
オリーブオイル少々
塩胡椒少々

※分量は一応の目安なので味見しながら作ってください

Preparazione

小麦粉、塩、オリーブオイルを混ぜて、ぬるま湯を少しづつ加えながら少し硬めのパン生地のような状態になるまで捏ねます。
全体がしっとり馴染んだらラップをして冷蔵庫でしばらく休ませます。

生地を冷蔵庫から取り出して30分ほど置いて4等分します。
麺棒で直径20cmから25cmほどの円形にのばします。
よく熱した鉄のフライパンに生地を乗せ、気泡をフォークで刺して空気を抜きながら焼き目がつくまで焼き、裏返して両面を焼きます。
だいたい片面が30秒、裏返して1分という感じ。
すぐに調理して食べたい場合は、焼けた生地が冷めて硬くなったり乾燥したりしないよう重ねて置いておきます。

生地が軟らかいうちに適当に切った生ハム、モッツァレッラ、ルッコラを乗せ、軽くオリーブオイルと塩胡椒をふりかけ半分に折ります。
オーブントースターなどでちょっと焼いて、モッツァレッラがとろりと溶ければ出来上がり。

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