2013年9月14日土曜日

Ombrina in Padella イシモチのインパデッラ

イシモチ(シログチ)のお腹にハーブとにんにくを詰めて、フライパンでソテーしたインパデッラ。
あまり店頭では見かけない魚ですが、釣りをする方にはシロギスやメゴチとともにサーフからの投げ釣りの対象魚として知られています。

さて、イシモチはスズキ目の白身の魚で、鯛や鱸などの高級魚と同じ仲間ということになりますが、彼らと比べると身がゆるいというか、やや水っぽく淡白な味で、練り物の原料にされたりと格下扱いされがちです。

しかし中華料理では魚の唐揚げのあんかけにイシモチがを使うのが定番で、ここでは立派に主役級。
刺身や焼き物よりも揚げ物で持ち味を発揮するというタイプの魚です。

そんなイシモチを美味しくいただくには、まず下味の塩をふったら少し置いて、余計な水分を出して身を締めます。
こうすることで水分と一緒に魚の臭みが抜けて、逆に旨味が凝縮されます。
水気をよく拭いたら、小麦粉をまぶして多めのオリーブオイルで揚げ焼きの要領で皮目をカリっとソテーしていきます。

良型(大きなサイズ)のものでも意外と安価なので、一尾まるごと一人前としてサーブすると安くても豪華な一皿になります。
パセリを散らして、仕上げにレモンをきゅっと搾ってエキストラヴァージンをまわしかければ出来上がり。

Ingredienti (per 4 persone)

イシモチ4尾
にんにく2片
ローズマリー4枝
オリーブオイル適量
塩・胡椒適量
強力粉適量
レモン2個
イタリアンパセリ適量

※分量は一応の目安なので味見しながら作ってください

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2 件のコメント:

  1. 阿部さん
    イシモチのインパデッラ
    美味しいお魚で
    うれしい料理です
    ハーブの香りが飛んで来ました
    素晴らしいレシピ
    有り難うございます

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    1. りゅうじさん、いつもありがとうございます。
      イタリア料理なのでローズマリーの香りだけはしっかり利かせますが、あとはシンプルな味付けとして、淡泊な白身魚を味わいました。

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