2013年12月8日日曜日

Orecchiette al Pomodoro e Basilico トマトとバジリコのオレキエッテ

ブーツのかかと部分、プーリア州の名物パスタといえばオレキエッテ。
菜の花の仲間のチーマ ディ ラーパやブロッコリーをくたくたに煮たソースと和えたオレキエッテが有名ですが、シンプルにトマトとバジリコで和えたものも定番です。

今日使ったバジリコは、寒くなる前に花穂のついていない茎の先端をカットして挿木し、日当たりのよい室内で育成中のもの。
コップの水に挿しておけば1週間で根が出るので、これを鉢におろして10日ほどすると成長を開始します。

室内で育てたバジリコは、路地ものに比べると葉が柔らかく軟弱ですが、香りの強さはひけをとらない感じです。
どんなに明るい場所でも、室内ではどうしても徒長するので、早めに先端を芽摘みして脇芽を繁らせてやるといいです。

これで冬の間もちょっと料理に使う分ぐらいは自家製でまかなえます。
南のパスタやピッツァにバジリコは欠かせないですからねぇ。

やっぱりアーリオオーリオ(オリーブオイルとにんにく)にトマトとバジリコの組み合わせは鉄板、料理の最中に立ち上る香りで食欲が抑えきれなくなりますね。

Ingredienti (per 4 persone)

オレキエッテ500g
にんにく2片
オリーブオイル適量
トマト缶1缶
バジリコ20枚
塩漬けケイパー小さじ2
塩・胡椒適量

※分量は一応の目安なので味見しながら作ってください

Preparazione

トマト缶はボウルにあけて手で潰しておきます。
塩漬けケイパーは水で塩抜きをしてから粗みじん切りにします。

フライパンにたっぷりのオリーブオイルとにんにくのみじん切りを加え、ごく弱火で香りを出します。
ソースはあまり煮込まず、トマトのフレッシュ感と適度な酸味を残します。
そのため、パスタを茹で始めてからフライパンにケイパー、トマト缶を加えます。

パスタが茹であがる少し前に、バジリコの葉を手でちぎって加え、茹で汁をレードル1杯分加えてソースを乳化させ、塩胡椒で味を調えます。
パスタを加えてさっとマンテカーレし、皿に盛ったら黒胡椒を挽き、エキストラヴァージンを回しかければ出来上がり。

関連記事 - バジリコを使った料理

Pasta con Erbe Aromatiche
にんにくと香草のパスタ スパゲッティーニ
Gnocchi di Patate al Burro e Oro
ボローニャ風 トマトとバジリコのニョッキ
Mozzarella con Salsa Verde
モッツァレッラのサルサヴェルデ
Pasta alla Checca
フレッシュトマトとバジリコの冷製パスタ


2 件のコメント:

  1. あべべさん
    Orecchiette al Pomodoro e Basilico トマトとバジリコのオレキエッテ
    素敵なパスタ料理
    レシピ有り難うございます
    凄く基本的なパスタ
    うれしいです

    返信削除
    返信
    1. りゅうじさん
      基本的でシンプルなのが、結局いちばん好きだし、すごく美味しいです。笑
      いつもありがとうございます。

      削除