2014年2月9日日曜日

Rigatoni all'Amatriciana ベーコンとトマトのアマトリチャーナ リガトーニ

カルボナーラやカチョエペペなどと並ぶローマの定番パスタのひとつ、アマトリチャーナ。
ラツィオ州東部の田舎町アマトリーチェ風のパスタという意味で、山岳地帯の狭い土地で豚や羊を飼う暮らしから生まれたパスタは、保存食の塩漬け豚にたっぷりの玉ねぎ、羊乳から作ったペコリーノチーズを使った、無骨で田舎っぽい郷土料理です。

アマトリチャーナはイタリアにトマトが伝わる以前から作られていた古典的なパスタ料理のひとつ。
トマトの入らないものはアマトリチャーナビアンカとかグリーチャなどと呼ばれ、こちらも素朴で味わい深いです。

さて、この料理ではパスタはブカティーニというマカロニを長くしたような穴あきのロングパスタを使うのが定番ですが、今日はリガトーニで。
実際リガトーニもよく使われており、この方がむしろローマっぽい感じ。

そして今日は豚頬肉を塩漬けにしたグァンチャーレでもなくパンチェッタでもない、お手軽なベーコンで。
ブロック状のベーコンを拍子木に切ったら、時間をかけて弱火でじっくり脂を抽出してやることで旨みたたっぷりのソースになり、プロっぽい本格的な味に仕上がります。

Ingredienti (per 4 persone)

リガトーニ500g
ベーコン(ブロック)200g
玉ねぎ大2個
にんにく2片
唐辛子2本
トマト缶2缶
ペコリーノ適量
白ワイン少々
オリーブオイル適量
塩・胡椒適量

※分量は一応の目安なので味見しながら作ってください

Preparazione

ベーコンは拍子木切りに、玉ねぎはスライス、にんにくは包丁の腹で潰しておき、トマト缶はボールにあけて、手でヘタや皮を取り除きながら潰しておきます。

フライパンにオリーブオイルとにんにくを入れ、弱火にかけます。
オイルに香りが移ったらにんにくは取り出し、ベーコンを入れてカリカリになる手前ぐらいまで弱火でじっくり炒めます。
フライパンにワインをじゅっと入れて木べらでベーコンの焦げ付き(旨み)をこそげとります。

パスタを茹でる湯を沸かしながら、玉ねぎをさっと炒めて唐辛子とトマトを入れ中火で加熱します。
ここで味を見ながら塩胡椒で味を調えます。

パスタをアルデンテの手前まで茹でてフライパンに移し、ソースの旨みをパスタに吸わせるようにマンテカーレします。
ショートパスタはロングパスタと比べてのびにくいので、かなりしっかりと火を入れても大丈夫です。
皿に盛ってペコリーノを削りかければ出来上がり。

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2 件のコメント:

  1. あべべさん
    ベーコンとトマトのアマトリチャーナ リガトーニ
    素晴らしいパスタ料理
    おいしそうです
    素敵なレシピ
    有難うございます

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    1. りゅうじさん、いつもありがとうございます。
      普通すぎてなんの変哲もないのですが、シンプルでベーシックな料理が好きなので。笑
      たっぷりの玉ねぎから甘みが出て、美味しかったです。

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