2014年5月10日土曜日

Capesante Crude al Timo 帆立貝のクルード タイムの香り

帆立の貝柱に岩塩と刻んだタイムの葉をまぶして、オリーブオイルでいただくイタリア版の刺身 クルード。
素材の鮮度が良いほど余計な味付けをせず素材そのものを味わう、こういうところがイタリア料理と日本料理の共通点であり、素材の味よりもソースの味がするフレンチとの決定的な違いです。

さて、イタリアは一部地域を除きそもそも魚介を生で食べる習慣がなかったわけですが、寿司などの日本食文化が認知されるようになり、刺身の美味しさを共有できるようになったのは大変喜ばしいことですね。
あちらでは醤油の代わりに塩とオリーブオイルで、わさびや生姜、ネギなどの薬味の代わりにハーブの香りや柑橘類の酸味を添えて刺身を味わいます。

生の帆立はクセがなくてほんのりと甘みのある食味が特徴ですが、透明感のある艶つやした乳白色が美しく、清楚な見た目も非常に魅力的です。
レモン汁でマリネすると酸で白く濁ってしまうので、レモンは食べる直前に絞りかけるのと、一緒に盛り付けるレモンスライスも刺身の下に敷きます。

スパイシーなタイムの香りを添えたぷりぷりの帆立のクルード、これからの季節 きりっと冷えた泡や辛口の白のお供にいかがですか。

Ingredienti (per 4 persone)

刺身用帆立貝200g
タイム2枝
岩塩適量
オリーブオイル適量
レモン2/3個


Preparazione

帆立の貝柱は2~3等分にスライスし、タイムの葉はみじん切りに、レモンは端から1/3でカットして仕上げに搾りかけるためにとっておき、真ん中の部分を3~4枚スライスにします。

まな板の上で帆立貝に岩塩を挽き、刻んだタイムをまぶしてボウルに移し、オリーブオイルを少量加えて和えてから冷蔵庫で30分程度馴染ませます。
レモンスライスを敷いた皿に帆立貝をこんもりと盛りつけ、Ex. ヴァージンオイルを垂らしてタイムの小枝を飾れば出来上がり。
食べる直前にレモンを搾りかけていただきます。

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8 件のコメント:

  1. あべべさん
    帆立貝のクルード タイムの香り
    素敵な料理
    丁寧なレシピうれしいです
    ありがとうございます

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    1. りゅうじさん、お身体が大変なときなのに、いつもありがとうございます。
      簡単だけど美味しい、冷えたワインのよきつまみです。

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  2. わっ! タイムまで私、行きつきませんでした
    あべべさんこんにちわ♪

    ホタテ、レモン、オリーブオイル、岩塩、で ディル までなら
    なんとか。。。。。

    もう いつも 勉強になります!

    これからの時期に きりりと冷やしたワインとともに
    食べたいです♪  もちろん! あべべさんの レシピ
    タイムの香りとともに♪♪♪

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    1. きんぎょさん、こんにちは (^^
      ディルもタイムも、あとはフェンネル(イタリア語ではフィノキエット)なんかも魚介に合わせることの多いハーブですよね。
      勉強だなんてとんでもないです、ハーブは作り手の好みもあるので、お好きなものを使えばいいのではないでしょうか。
      ちなみに我が家のベランダにタイムはあるけどディルはないので。。。笑

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  3. あぺぺさん
    コメント有難うございます
    アンチョビーフィレを少し余計に使ってください

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    1. りゅうじさん、わかりました。
      それなら作れそうです、ありがとうございます。

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  4. そう!酸で白くにごっちゃうんですよ。
    ペルーにセビッチェという生の海鮮をレモンやライムでマリネする料理があるのですが、イカやエビはともかく魚、特にマグロなんかが白く変色するのがなんともイヤでした。その料理自体そういうもののようですが、やっぱりヨーロッパの料理となるとそのへんも繊細ですね。
    こんなちょっとしたことに気がつくあたり、お料理に対する探究心が違うんだなといつもあこがれています。またうかがいます~。

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    1. ゆうさん、わざわざお越しいただいてありがとうございます。
      ペルーのセビッチェ、初めて聞きましたが。
      南米でも魚介を生食するんですね〜なるほど_φ(・_・
      探究心だなんてとんでもないです、ゆうさんのブログみたいに毒吐いたりしながら面白おかしく書きたいと思うときもあるんですが、気付けば真面目でお固いブログになってたので、このスタイルを貫くことにしてますw

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