2014年7月26日土曜日

Insalata di Farro ファッロ(スペルト小麦)と夏野菜のサラダ

古代ローマ時代より食べられていた小麦の原種ファッロ(スペルト小麦)をアルデンテに茹でて、炒めた夏野菜と和えて冷たくしていただくサラダ。
食欲がなくなるこの時期にもさっぱりと食べられる、夏の前菜(小麦なのでプリモとしても)の定番です。

スペルト小麦は、皮殻が硬く歩留まりが低い等の理由から、生産効率重視の時代に改良品種の台頭により廃れてしまった古代穀物。
ところが時代が変わり食に対する価値観が多様化してくると、多少高くても安全で美味しいものが求められるようになります。
硬い皮殻が病害虫に強く、無農薬や低農薬で栽培できることや、小麦本来の風味が強く栄養価も高いことなどが再評価されるようになり、一時的な流行にとどまらず今ではスタンダードな食材としてすっかり定着しています。

日本ではまだ商業ベースでの生産がされておらず、輸入品でしかお目にかかれないですが、成城石井のような高級スーパーや通販などで手に入ります。
噛むと小麦の香りがストレートに感じられ、ぷちぷち、もちもちした独特の食感は粒状の形をしたパスタでも食べているかのよう。
少々お高いですが未体験の方には是非一度お試しいただきたい食材です。

さて、スペルト小麦が主役の料理は以前に"Minestra di Farro スペルト小麦と春野菜のミネストラ"を記事にしました。
日本人にとって穀物は主食であって野菜という感覚がないので、スープならともかく小麦をサラダに?と思ってしまいますよね。
でもイタリアでは米や小麦をこんな風にサラダにすることがよくあります、とりわけファッロと夏野菜のサラダは蒸し暑い季節の定番。
バジリコと相性がいいので、サラダには大概バジリコも入ります。

食べる直前に香りのよいエキストラヴァージンをまわしかけて召し上がれ。
サラダとはいえボリュームがあるので、軽い食事の代わりにもいいですよ。


Ingredienti (per 4 persone)

ファッロ(スペルト小麦)150g
にんにく1片
茄子1本
ズッキーニ1/2本
玉ねぎ中1個
にんじん1/2本
ミニトマト30g
オリーブオイル大さじ3
バジリコ10枚
レモン1/2
塩・胡椒適量


Preparazione

にんにくはみじん切り、茄子、ズッキーニ、玉ねぎ、にんじんは同じ大きさのさいの目に切ります。
小粒のミニトマトを熱湯にくぐらせて皮を湯剥きしておきます。

フライパンにオリーブオイルとにんにくを加え、香りが立ったらさいの目に切った野菜を入れて10分ほど炒め、塩胡椒で味を調整します。
鍋に塩を加えた水をはり、ファッロを水から20分ほど(表示の時間に従う)茹でて、ザルに上げてさっと水で洗ってぬめりをとります。

フライパンの野菜をボウルに移して粗熱をとり、水をよく切ったファッロとちぎったバジリコの葉を合わせ、レモンを搾りかけて混ぜ合わせます。
味を見て足りないようなら塩を加え、冷蔵庫で1時間ほど馴染ませます。

皿にこんもり盛ってバジリコの頂芽を飾り、香り高いエキストラヴァージンをまわしかければ出来上がり。
お好みでチーズを削りかけても美味しいですよ。

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2 件のコメント:

  1. あべべさん
    ファッロ(スペルト小麦)と夏野菜のサラダ
    素晴らしいお料理
    おいしそうです
    ファッロのプチプチ間が嬉しい゛てす
    素晴らしいrecipe
    有難うございます

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    1. りゅうじさん、ありがとうございます。
      ファッロはぷちぷち、もちもちで美味しいですよねぇ。
      とくにインサラータにするとプチプチ感が主張してきますね。

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