2015年12月26日土曜日
Pizza ai Quattro Formaggi 四種のチーズのピッツァ クアトロフォルマッジ
個性の違う四種類のチーズを贅沢に使った、チーズ好きにはたまらないピッツァの定番クアトロフォルマッジ。
チーズがふつふつと泡だったところやオイルが浮いたところ、かりっと香ばしい焦げめも焼ける匂いも全部美味しい至高の逸品です。
チーズがふつふつと泡だったところやオイルが浮いたところ、かりっと香ばしい焦げめも焼ける匂いも全部美味しい至高の逸品です。
2015年12月19日土曜日
Zuppa di Cipolle Gratinata ヴァルドスタ風オニオングラタンスープ
じっくりと飴色になるまで炒めた玉ねぎのスープにバゲットを浸して、チーズをたっぷりのせてオーブンでとろとろに焼いた、ヴァルドスタ風オニオングラタンスープ。
フランス風が有名ですがエメンタールやグリュイエールチーズではなくフォンティーナチーズを使うのがイタリアのヴァルドスタ風です。
フランス風が有名ですがエメンタールやグリュイエールチーズではなくフォンティーナチーズを使うのがイタリアのヴァルドスタ風です。
2015年12月12日土曜日
Spaghetti Cacio e Pepe チーズと胡椒のスパゲッティ カチョエペペ
噛みごたえのある太めのスパゲッティに胡椒とにんにくの香りを移したオイルソースを吸わせて、たっぷりのチーズを絡めてとろりと仕上げたローマの名物パスタ カチョエペペ。
こてこてのオイルソースにペコリーノチーズ特有の塩気と羊乳の風味、そして黒胡椒がぴりっときいた、古風でシンプルな下町の味です。
こてこてのオイルソースにペコリーノチーズ特有の塩気と羊乳の風味、そして黒胡椒がぴりっときいた、古風でシンプルな下町の味です。
2015年12月5日土曜日
Trippa alla Trasteverina ローマの下町風トリッパの煮込み
軟らかくなるまでしっかり下茹でした牛もつを香味野菜のソフリットとトマトで煮込んだ、イタリアの定番もつ料理 トリッパの煮込み。
フィレンツェ風が有名ですが、レシピはそれとほとんど同じでミントの葉が入ってペコリーノチーズがかかるのがローマ風です。
フィレンツェ風が有名ですが、レシピはそれとほとんど同じでミントの葉が入ってペコリーノチーズがかかるのがローマ風です。
2015年11月29日日曜日
Gamberi alla Busara ヴェネト風 有頭赤海老のブザラ
アドリア海で揚がる貝類や甲殻類などを、にんにく、オリーブオイル、ハーブをきかせた白ワインで煮込んだ、魚介の旨みあふれる日本人好みの味の漁師風シチュー料理ブザラ。
対岸のクロアチア料理として名高い一品ですが、少量のトマトを加えた赤いスープで煮込むのがヴェネト風です。
対岸のクロアチア料理として名高い一品ですが、少量のトマトを加えた赤いスープで煮込むのがヴェネト風です。
2015年11月21日土曜日
Pasta con Prosciuto Crudo e Rucola 生ハムとルッコラのパスタ
ピッツァやパニーニなどで定番お馴染みの組合せ生ハムとルッコラを、シンプルなオイルソースのパスタにどっさり乗っけた絶品の一皿。
思ってる以上にたっぷり使うオイルと茹で汁がパスタのソース、これをとろりと乳化させてパスタに吸わせながらフライパンの中でアルデンテにもっていくようにするとしっとり仕上がります。
思ってる以上にたっぷり使うオイルと茹で汁がパスタのソース、これをとろりと乳化させてパスタに吸わせながらフライパンの中でアルデンテにもっていくようにするとしっとり仕上がります。
2015年11月14日土曜日
Capesante Crude con Tapenade 帆立貝のクルード タプナード添え
北の海から届いたぷりぷりの帆立の貝柱を開いて、タプナードペーストをソースに添えた刺身料理 帆立貝のクルード。
タプナードの塩気や苦みが生の帆立のほんのりした甘みとバランス良く調和して、ちょっと大人の味の一皿になりました。
タプナードの塩気や苦みが生の帆立のほんのりした甘みとバランス良く調和して、ちょっと大人の味の一皿になりました。
2015年11月7日土曜日
Carpaccio alla Cipriani 牛肉のカルパッチョ チプリアーニ風
上質な赤身の牛肉をさっとローストして周囲をトリミングし、レア部分だけを切り出すという安全な調理法で作ったヴェネチア発祥の生肉料理カルパッチョ。
今どきはオイルソースにパルミジャーノを散らす食べ方が主流ですが、マヨソース仕立てにするのが古典的なチプリアーニ風です。
今どきはオイルソースにパルミジャーノを散らす食べ方が主流ですが、マヨソース仕立てにするのが古典的なチプリアーニ風です。
2015年11月2日月曜日
Vongole al Vino Bianco 北海道厚岸産 天然北海浅蜊のワイン蒸し
ワインのコルクほどの大きさでハマグリと見間違えてしまうほど大きな北海道厚岸産の天然アサリ、都内でもめったに見かけないこんな特別な食材が入ったらシンプルにワイン蒸しでいただくに限ります。
冷涼な気候のもと歳月をかけてゆっくり育った北海アサリは食べごたえ十分にぷっくりと肉厚で、濃厚な貝の旨みに溢れていました。
冷涼な気候のもと歳月をかけてゆっくり育った北海アサリは食べごたえ十分にぷっくりと肉厚で、濃厚な貝の旨みに溢れていました。
2015年10月25日日曜日
Pappardelle con Crema di Champignon マッシュルームペーストのパッパルデッレ 焦がしチーズ仕立て
ブラウンマッシュルームを刻んでペースト状にしてチーズと生クリームでのばしたソースを幅広のパッパルデッレと絡めた秋らしい一皿。
乳製品の芳醇な風味に加えて、これでもかというぐらいきのこが香る、酪農が盛んな北イタリアの素朴な農家の味です。
乳製品の芳醇な風味に加えて、これでもかというぐらいきのこが香る、酪農が盛んな北イタリアの素朴な農家の味です。
2015年10月17日土曜日
Pizzette di Pane Raffermo 田舎の農村風 チャバッタのピッツェッテ
ピザ生地の代わりにチャバッタというイタリアでは定番のパンを使って作ったミニピッツァ=いわゆるピザトースト。
硬くなったパンも捨てずに有効に利用しつつあり合わせの材料で作る、素朴で家庭的な前菜料理です。
硬くなったパンも捨てずに有効に利用しつつあり合わせの材料で作る、素朴で家庭的な前菜料理です。
2015年10月10日土曜日
Sarde Marinate 2015 秋の大羽鰯のマリネ
秋といえば青魚が美味しい季節、秋刀魚に戻り鰹に秋鯵、秋鯖とどれも想像しただけで涎が出そうになりますが、イタリア料理で青魚といえばやっぱりイワシですよね。
肉厚でとろけるほどに脂が乗った秋のイワシは軽くヴィネガーで締めたマリネが絶品、冷えた白ワインとの相性も抜群です。
肉厚でとろけるほどに脂が乗った秋のイワシは軽くヴィネガーで締めたマリネが絶品、冷えた白ワインとの相性も抜群です。
2015年10月4日日曜日
Pasta al Ragu di Carne e Piselli シチリア風ラグーのパスタ
濃厚で芳醇な北イタリアのミートソースと違って、トマトの酸味などでわりとさっぱり食べられる南イタリアのラグー。
仕上がりは素焼きのテッラコッタのような明るいレンガ色、アクセントにグリーンピースが入るところがシチリア風です。
仕上がりは素焼きのテッラコッタのような明るいレンガ色、アクセントにグリーンピースが入るところがシチリア風です。
2015年9月26日土曜日
Sarde all'anconetana 鰯のアンコーナ風
刺身で食べたくなるほどきらきら輝く旬のイワシを軽くトマトで煮て、パン粉をかけてオーブンで焼いた鰯のアンコーナ風。
アドリア海で揚がる小魚や甲殻類などのごった煮ブロデットが有名な、イタリア中北部マルケ州の郷土料理です。
アドリア海で揚がる小魚や甲殻類などのごった煮ブロデットが有名な、イタリア中北部マルケ州の郷土料理です。
2015年9月20日日曜日
Calamaretti Saltati alla Coque 小ヤリイカのソテー
秋の声とともにようやく出回り始めた小ヤリイカを白ワインとレモンの風味でさっとソテーして、フライパンに残った煮汁を煮詰めてソースにした、この時期ならではの一品。
小さくてもやはりヤリイカですね、軟らかいのに歯切れのよいぷりっとした食感と淡泊で上品な甘みがたまりません。
小さくてもやはりヤリイカですね、軟らかいのに歯切れのよいぷりっとした食感と淡泊で上品な甘みがたまりません。
2015年9月13日日曜日
Piadina Romagnola ハムとチーズのピアディーナ
ちょっとトルティーヤにも似た薄焼きのパン生地で具材をサンドした、北イタリアはロマーニャ地方伝統のピアディーナ。
今日の中身はルッコラに生ハムにモッツァレッラ、軽く焼いてチーズがとろけたところをいただきます。
今日の中身はルッコラに生ハムにモッツァレッラ、軽く焼いてチーズがとろけたところをいただきます。
2015年9月5日土曜日
Pasta alla Crema di Noci 胡桃のペーストのパスタ クリーム仕立て
香ばしくローストしたクルミをペースト状にして、チーズと生クリームを加えてのばしたソースが秋らしい胡桃のクリーム仕立てのパスタ。
夏の間は食欲をそそられなかった濃厚でまったりしたソースが、やっと美味しいと感じられる季節になりました。
夏の間は食欲をそそられなかった濃厚でまったりしたソースが、やっと美味しいと感じられる季節になりました。
2015年8月29日土曜日
Moscardini Grigliati al Salmoriglio イイダコのグリル サルモリッリオ添え
手のひらサイズの可愛らしいイイダコを香ばしく網焼きにして、レモンベースのサルモリッリオをまわしかけたイイダコのグリル。
冬から春が旬と言われるイイダコですが、タコはやはり身に味が乗る夏の方が美味、さっと炙ってさっぱりした酸味のサルサを添えた夏っぽい一皿に仕立てました。
冬から春が旬と言われるイイダコですが、タコはやはり身に味が乗る夏の方が美味、さっと炙ってさっぱりした酸味のサルサを添えた夏っぽい一皿に仕立てました。
2015年8月22日土曜日
Pasta Fredda con Pomodorini e Origano トマトとフレッシュオレガノの冷製パスタ
たっぷりのフルーツトマトをヴィネガーとオイルで冷たくマリネして、漬け汁ごとソースにした夏にぴったりの冷製パスタフレッダ。
茹でたパスタを冷水にさらしたりしない、れっきとした "パスタ料理" と呼べる一品です。
茹でたパスタを冷水にさらしたりしない、れっきとした "パスタ料理" と呼べる一品です。
2015年8月15日土曜日
Peperonata 焼きパプリカのマリネ ペペロナータ
旬のパプリカを直火で黒焦げになるまで焼いて、とろとろになった実をマリネ仕立てにした冷たい前菜の定番ペペロナータ。
焼いたパプリカはもはや野菜とは思えないほど甘くてまるでフルーツ、太陽をいっぱいに浴びた夏野菜の底力を感じる一品です。
焼いたパプリカはもはや野菜とは思えないほど甘くてまるでフルーツ、太陽をいっぱいに浴びた夏野菜の底力を感じる一品です。
2015年8月8日土曜日
Parmigiana in Cocotte 茄子のパルミジャーナ ココット仕立て
香ばしく素揚げした茄子にトマトソースやオリーブオイルの焼ける匂いがたまらない、夏の地中海料理を象徴する茄子のパルミジャーナ。
可愛らしいポーションのココット仕立てですが、小さくても南イタリアの夏の味覚がぎゅっと詰まってます。
可愛らしいポーションのココット仕立てですが、小さくても南イタリアの夏の味覚がぎゅっと詰まってます。
2015年8月1日土曜日
Salvia Fritta セージのフリット カンネリーニ添え
摘みたてのセージの葉にセモリナ粉をまぶしてぱりっと揚げた、大葉や山菜の天ぷらのように爽やかで香ばしいセージのフリット。
このままビールや発泡ワインのつまみでもいいし、海老や野菜と一緒のフリットミストなら天ぷらの盛合せのような豪華な一皿になります。
このままビールや発泡ワインのつまみでもいいし、海老や野菜と一緒のフリットミストなら天ぷらの盛合せのような豪華な一皿になります。
2015年7月26日日曜日
Caponata alla Siciliana 夏のシチリアの定番 茄子の冷製カポナータ
梅雨も明けてようやく夏本番、あまりの暑さで食欲もいまひとつなんてときは、野菜を甘酸っぱく煮たシチリア風カポナータを冷たく冷やしたアンティパストなんていかがですか。
夏野菜をあれこれ使ってカラフルに仕上げた現代風もいいけど、今日は本来この料理の主役である茄子をメインにした古風な一皿です。
夏野菜をあれこれ使ってカラフルに仕上げた現代風もいいけど、今日は本来この料理の主役である茄子をメインにした古風な一皿です。
2015年7月18日土曜日
Carpaccio di Cavallo プーリア風 馬肉のカルパッチョ
桜色をした新鮮な馬のロース肉をカルパッチョ仕立てにした、馬肉料理が名物のプーリア地方ならではの郷土料理。
にんにくを利かせたオリーブオイルに胡麻の香りのルッコラを添えた、ちょっと馬刺しの食べ方を思わせる一皿です。
にんにくを利かせたオリーブオイルに胡麻の香りのルッコラを添えた、ちょっと馬刺しの食べ方を思わせる一皿です。
2015年7月11日土曜日
Casarecce con Pesce Spada e Melanzane メカジキと茄子のカサレッチェ
脂がのったカジキの旨みたっぷりのオイルソースが皿全体を風味豊かに包んだ、シチリアのパスタの定番 メカジキと茄子のカサレッチェ。
あちらでは生のメカジキは夏だけの季節限定の味、海辺のレストランで冷えた白ワインといただきたくなる一皿です。
あちらでは生のメカジキは夏だけの季節限定の味、海辺のレストランで冷えた白ワインといただきたくなる一皿です。
2015年7月4日土曜日
Folpetti de La Folperia di Padova パドヴァ風 蛸のサルサヴェルデ添え
くたくたに軟らかく茹でたタコに、パセリとオリーブオイルがベースのサルサヴェルデをまわしかけてレモンをぎゅっと搾った一品。
伝統料理ではないけどヴェネト州パドヴァ地方ではよく知られた定番で屋台の名物料理でもあります。
伝統料理ではないけどヴェネト州パドヴァ地方ではよく知られた定番で屋台の名物料理でもあります。
2015年6月29日月曜日
Gnocchetti Sardi alla Campidanese ソーセージのラグー ニョッケッティサルディ
サルディーニャ島南部カンピダーノの伝統料理、生ソーセージをトマトで煮込んだラグーとペコリーノのニョッケッティ サルディ。
本来は豚肉だけで作るソーセージに羊肉を少し加えることで、いかにもサルディーニャらしい田舎っぽい風味に仕上げています。
本来は豚肉だけで作るソーセージに羊肉を少し加えることで、いかにもサルディーニャらしい田舎っぽい風味に仕上げています。
2015年6月20日土曜日
Arrosticini Abruzzesi 羊肉の串焼き アッロスティチーニ
見た目は日本の焼きとりか東南アジアのサテみたいですが、これは仔羊を竹串に刺して炭火で焼いた、アッロスティチーニというれっきとしたイタリア料理。
長靴半島を縦断するアペニン山脈を境に、首都ローマのあるラツィオ州と隣接するアブルッツォ州というところの郷土料理です。
長靴半島を縦断するアペニン山脈を境に、首都ローマのあるラツィオ州と隣接するアブルッツォ州というところの郷土料理です。
2015年6月14日日曜日
Insalata Caprese ミニトマトとボッコンチーニのサラダ カプレーゼ
赤白緑の鮮やかなトリコローレが食欲をそそる、地中海の楽園カプリ島の名を冠したカンパーニャ伝統のサラダ料理カプレーゼ。
いつもは材料を切って並べるだけのシンプルなサラダも、ミニトマトとひとくちサイズのモッツァレッラでアレンジすると、おもちゃの宝石箱をひっくり返したように賑やかで楽しい一品になりますよ。
いつもは材料を切って並べるだけのシンプルなサラダも、ミニトマトとひとくちサイズのモッツァレッラでアレンジすると、おもちゃの宝石箱をひっくり返したように賑やかで楽しい一品になりますよ。
2015年6月6日土曜日
Sarde a Scapece 鰯の南蛮漬け スカペーチェ
小麦粉をまぶしてカラっと揚げたイワシを、唐辛子の利いたビネガーに漬けたイタリア風の南蛮漬け スカペーチェ。
ふっくら揚がったイワシの軟らかい身に漬け酢がよくしみて、ほどよく酸っぱい味が汗ばむ季節にぴったりの初夏のアンティパストです。
ふっくら揚がったイワシの軟らかい身に漬け酢がよくしみて、ほどよく酸っぱい味が汗ばむ季節にぴったりの初夏のアンティパストです。
2015年5月31日日曜日
Lasagne al Forno Classiche ラザーニャ ボロネーゼ
板状のパスタとラグー、ベシャメッラを交互に重ねてオーブンで焼いた豪華で古典的なパスタ料理、ラザーニャ ボロネーゼ。
牛肉主体の煮込みソースと乳製品のダブルソースという構成がいかにも北イタリアらしくてリッチでゴージャス、さすがヨーロッパでも屈指の美食の街ボローニャの伝統料理です。
牛肉主体の煮込みソースと乳製品のダブルソースという構成がいかにも北イタリアらしくてリッチでゴージャス、さすがヨーロッパでも屈指の美食の街ボローニャの伝統料理です。
2015年5月23日土曜日
Tonno Fresco Scottato 鮪のたたき スコッタート
さっぱりした赤身のマグロの柵を香ばしく炙った、和食文化の香り漂う近代イタリア料理、マグロのたたき スコッタート。
たたきは "Carpaccio" ではなく火傷するという意味の単語 "Scottato" をあてることが多いですが、日本語の "Tataki" も通用したりします。
たたきは "Carpaccio" ではなく火傷するという意味の単語 "Scottato" をあてることが多いですが、日本語の "Tataki" も通用したりします。
2015年5月16日土曜日
Linguine al Concentrato di Pomodoro 濃厚トマトのパスタ アル ポモドーロ
普段のトマトソースにドライトマトのペーストを足して、トマトの味も色もぐんと濃く仕上げたパスタ アル ポモドーロ。
南イタリア風に玉ねぎのみじん切りすら入れないシンプルさ、見た目も鮮やかな3色のトリコローレが食欲をそそる一品です。
南イタリア風に玉ねぎのみじん切りすら入れないシンプルさ、見た目も鮮やかな3色のトリコローレが食欲をそそる一品です。
2015年5月9日土曜日
Seppie al Nero di Seppia ヴェネチア風 甲いかの墨煮
旬のコウイカをトマトとワインと素材のイカ自身からとった墨で煮た、ヴェネチアの郷土料理 甲いかのスミ煮。
コウイカの別名はスミイカ、イタリアではイカスミ料理は基本的にこの甲イカと甲イカのスミを使って作られます。
コウイカの別名はスミイカ、イタリアではイカスミ料理は基本的にこの甲イカと甲イカのスミを使って作られます。
2015年5月2日土曜日
Pasta con Fave e Pecorino 空豆とペコリーノのパスタ
そら豆の西洋種 "Fave" ファーベのピュレと ペコリーノチーズのソースをパスタに絡めた、新緑の季節らしいローマ風の一品。
この時期に赤ワインと共にそら豆とペコリーノを食べる習慣は、ローマに限らず今ではイタリア中で見られる春の風物詩です。
この時期に赤ワインと共にそら豆とペコリーノを食べる習慣は、ローマに限らず今ではイタリア中で見られる春の風物詩です。
2015年4月26日日曜日
Focaccia Genovese ジェノヴァ風フォカッチャ
オリーブオイルを加えてこねたパン生地をオーブントレーに敷き詰め、ちぎったローズマリーの葉を散らして焼いた、シンプルでベーシックなジェノバ風フォカッチャ。
オイルを表面にたっぷり塗って焼くのでぱりっと香ばしくてさくさく、窪みに溜まったオイルが見た目にも食欲をそそります。
オイルを表面にたっぷり塗って焼くのでぱりっと香ばしくてさくさく、窪みに溜まったオイルが見た目にも食欲をそそります。
2015年4月18日土曜日
Sarde a Beccafico alla Palermitana 鰯のベッカフィーコ パレルモ風
開いたマイワシにリピエーノ=詰物を乗せてくるっと巻いてオーブンで香ばしく焼いた、シチリア伝統のイワシ料理ベッカフィーコ。
パン粉のかりっとした食感とたっぷり搾りかけたレモンの爽やかな酸味が食欲をそそる、前菜にぴったりの一品です。
パン粉のかりっとした食感とたっぷり搾りかけたレモンの爽やかな酸味が食欲をそそる、前菜にぴったりの一品です。
2015年4月11日土曜日
Linguine con le Vongole Macchiati 春浅蜊とポモドリーニのリングイネ ボンゴレマキアート
殻からはみ出そうなほどふっくら太った、旬のアサリの旨みたっぷりの春の定番パスタ ボンゴレ。
浅蜊だけで十分に美味しいですが、ポモドリーニをアクセントに加えたマキアートにするのがナポリ風、アサリの旨みがぐっと引き立ちます。
浅蜊だけで十分に美味しいですが、ポモドリーニをアクセントに加えたマキアートにするのがナポリ風、アサリの旨みがぐっと引き立ちます。
2015年4月4日土曜日
Risotto agli Asparagi con Uovo in Camicia nel Cestino di Parmigiano グリーンアスパラのリゾット ポーチドエッグ添え
旬のグリーンアスパラのリゾットにポーチドエッグを添えて、ちょっと古典的な感じのパルミジャーノの器に盛りつけた春らしい一品。
半熟の黄身とパルミジャーノの器をスプーンで崩しながら、リゾットと一緒にいただくのが美味しい食べ方です。
半熟の黄身とパルミジャーノの器をスプーンで崩しながら、リゾットと一緒にいただくのが美味しい食べ方です。
2015年3月28日土曜日
Calamari alla Brace 春ヤリイカのブラーチェ
シーズン終盤にきて出荷の最盛期を迎えているヤリイカを直火でさっと炙ってオリーブオイルをまわした 春ヤリイカのブラーチェ。
味付けはいつものようにシンプルにして、半生に焼き上げたヤリイカの上品な甘みと歯切れのよいぷりっとした食感を味わいます。
味付けはいつものようにシンプルにして、半生に焼き上げたヤリイカの上品な甘みと歯切れのよいぷりっとした食感を味わいます。
2015年3月21日土曜日
Orata Cruda con Tapenade 桜鯛のカルパッチョ仕立て リグーリア風
産卵シーズンを目前に控えて、魚体が美しい桜色に染まった真鯛の身を薄く削ぎ切りにした、春らしいカルパッチョ仕立ての刺身料理。
リグーリア州特産のタジャスカオリーブのペースト、南仏プロヴァンス伝統のタプナードを添えた大人の味の一品です。
リグーリア州特産のタジャスカオリーブのペースト、南仏プロヴァンス伝統のタプナードを添えた大人の味の一品です。
2015年3月14日土曜日
Pasta e Fagioli alla Napoletana パスタ エ ファジョーリ ナポリ風
カンネリーニ(=白いんげん豆)をことこと煮込んだスープにショートパスタを加えた具沢山なミネストラ "パスタ エ ファジョーリ"。
イタリア中に多様なレシピがある定番料理ですが、主にトマトで煮込むナポリ風は使うパスタも残り物を寄せ集めてきたようなパスタミスタ、おもちゃ箱みたいで見ていて楽しくなる一皿です。
イタリア中に多様なレシピがある定番料理ですが、主にトマトで煮込むナポリ風は使うパスタも残り物を寄せ集めてきたようなパスタミスタ、おもちゃ箱みたいで見ていて楽しくなる一皿です。
2015年3月7日土曜日
Insalata Mimosa カリフラワーのミモザサラダ
茹でたカリフラワーと菜の花をアンチョビ風味のヴィネガーで和えて、ふわふわした黄色い花のような卵黄を散らしたミモザサラダ。
カリフラワーの清楚な白にミモザの黄色が映える春らしい一品です。
カリフラワーの清楚な白にミモザの黄色が映える春らしい一品です。
2015年2月28日土曜日
Cocciula a Schiscionera 浅蜊の漁師仕立て サルディーニャ風
旬を迎えてぷくぷくに太ったアサリをオリーブオイルとワインでさっと蒸し焼きにした、サルディーニャ島の郷土料理 アサリの漁師風。
仕上げにクロスティーニ(=クルトン)をたっぷり散らしてからオイルをまわしてレモンを搾りかけるのが島風です。
仕上げにクロスティーニ(=クルトン)をたっぷり散らしてからオイルをまわしてレモンを搾りかけるのが島風です。
2015年2月21日土曜日
Crostini Toscani ai Fegatini レバーペーストのクロスティーニ トスカーナ風
鶏のレバーを風味よく煮つめたペーストを、炙ったバゲットにこんもりと盛ったアンティパスト、トスカーナ伝統のクロスティーニ。
ご当地では家庭に客を招くときなどの前菜の定番、見た目は地味な印象ですがワインにめちゃくちゃ合う一品でもあります。
ご当地では家庭に客を招くときなどの前菜の定番、見た目は地味な印象ですがワインにめちゃくちゃ合う一品でもあります。
2015年2月14日土曜日
Pasta al Forno con le Polpettine della Domenica ミートボールのラグー パスタ アル フォルノ
ミートボールがごろごろ入ってるナポリ風ラグーのトルティリオーニをオーブンでこんがり焼いたパスタ アル フォルノ。
パスタのオーブン焼きは、南イタリアでは家族が揃う日曜日のご馳走、とろけるモッツァレッラも表面のかりかりもみんな大好きです。
パスタのオーブン焼きは、南イタリアでは家族が揃う日曜日のご馳走、とろけるモッツァレッラも表面のかりかりもみんな大好きです。
2015年2月7日土曜日
Insalata di Arance オレンジのサラダ シチリア風
果汁たっぷりの完熟オレンジと赤玉ねぎのコンビネーションが定番の、フルーツだけど塩胡椒とオリーブオイルでいただくサラダ。
ご当地シチリアではちょうどオレンジが出回る時期=冬のサラダとしてこの時期の食卓に欠かせない一品です。
ご当地シチリアではちょうどオレンジが出回る時期=冬のサラダとしてこの時期の食卓に欠かせない一品です。
2015年1月31日土曜日
Testaroli al Pesto 焼いて作る生パスタ テスタローリ バジリコのペスト
小麦粉を水で溶いて厚めのクレープ状に焼いた、古代ローマ時代発祥のイタリア最古の生パスタといわれるテスタローリ。
焼き上がった生地は菱形に切って、さっと茹でてシンプルにバジリコのペストを絡めていただくのが定番です。
焼き上がった生地は菱形に切って、さっと茹でてシンプルにバジリコのペストを絡めていただくのが定番です。
2015年1月24日土曜日
Acquacotta Toscana 半熟卵とパンと野菜のミネストラ アクアコッタ
ちぎったパンを敷いたスープ皿に熱々の野菜スープを注いで、半熟卵の黄身を割り混ぜながらいただく具沢山のスープ料理アクアコッタ。
ことこと煮込んだ野菜の優しい味と仕上げの C d'olio、つまり"C"の字を描くようにまわしかけたオリーブオイルの香りがたまらない素朴な田舎の家庭料理です。
ことこと煮込んだ野菜の優しい味と仕上げの C d'olio、つまり"C"の字を描くようにまわしかけたオリーブオイルの香りがたまらない素朴な田舎の家庭料理です。
2015年1月17日土曜日
Spaghetti ai Broccoli ブロッコリーのスパゲッティ プーリア風
ブロッコリーをくたくたに茹でて、煮崩してソースにしたものをパスタと和えたプーリア風ブロッコリーのスパゲッティ。
一人前あたりブロッコリーを一房まるごと使う、野菜とオリーブオイルたっぷりの南イタリアらしい一品です。
一人前あたりブロッコリーを一房まるごと使う、野菜とオリーブオイルたっぷりの南イタリアらしい一品です。